5.24-25
新築現場始まる
談話室の作業風景
4月2日から6日。陸前高田市広田町
仮設談話室の下見板張りなどの様子

朝の朝礼 4.6



壁や梁に使われている杉の厚板(30ミリ)
柱などの溝に組み込まれて構造体となっています。 頑丈なつくり



あたたかい手づくりの豚汁とおこわの差し入れ 4.6
まだまだ風が冷たかった季節 ありがたかった・・・


屋根の上から

4.5 仮設団地高台から見下ろす。
完成の写真や詳細はこちらでもご覧になれます 。
NPO伝統木構造の会 「広田仮設談話室」の記事
https://www.facebook.com/denmoku
木造の談話室 4.2-
4月2日~7日
「木造の談話室」建築現場(仮設)の様子です 陸前高田広田町にて
そして3月末、NPO伝統木構造の会による「気仙応援プロジェクト」から 「仮設談話室」建設手伝いの募集を受けました―
北海道からは自分を含め大工2名が行くことに。 現地でのいろいろな想像をしながら‥ さっそく準備を始める。
4月2日。 午前5時苫小牧発のフェリーで八戸。そこから高速で陸前高田へ。 2日夜7時半頃、陸前高田広田町黒崎到着。
約18時間の移動だった…
時間も遅くなったが、今回の現場を仕切る白根棟梁に現場を案内してもらう
既に躯体は組みあがり、屋根の垂木まで取りついている状況、ほぼ家のかたちになっていた。
近くによると「杉ひのきの香り」に包まれる。 その香りで現場への到着をさらに実感した(北海道ではあまり杉を使わないので)
計画図は見ていたが、実際に見ると部材、造りなど本格的で、とても仮設の建物とは思えない… (主に4寸角、1寸2分の厚板で構成)
杉とヒノキの無垢材を使った木造平屋建て、金物を使わない木組みによる伝統工法の建物。 棟梁独自の工夫もされている
プレハブの仮設住宅団地内に「気軽に集まってくつろげる場所、木造ならではの温かみのある、安らげる空間を‥」
本当に役立ってもらえる、使ってもらえる、そんな集会所になることを願って計画されたようです。


昼食風景 4.5


天井板の造作中

最終日 4.6 まだ完成していないが・・ 最後の記念撮影
現地では約3日間の作業だった。外部完成までは残れなかったが、断熱、壁下地、仕上げ工事などに参加。その間、設計関係者、大工、大学生ボラ
ンティア含めると20名近くになり、現場は賑わっていた。
工期も厳しい中で時間を割いて被災地と気仙大工の建築も数か所案内してくれて、多くの人との出会いも含め、貴重な時間を過ごさせていただい
た。
移動を含め6日間の出張(フェリー欠航で1日延期)でした。 途中、大船渡、盛岡などに立ち寄り北海道にゆかりのある建造物なども見学してきました。
この仮設談話室は、最終的には近くにできる集団移転用地に移設して、そこで完成となるそうです。その土地に馴染んで、役立ってくれることを願います。
多くの関係者の方々お世話になりました。
今後関連の写真少しづつ紹介します