宝水の古民家 (6)

  
11月21日。クレーンを使った躯体の解体作業。
屋根を支えていた梁、桁、差し鴨居、柱、土台までの構造材をすべて解体。
その部材を一つづつ取り外します。そうすることによって、それほど太くない木材が十字に組み合わさって、頑丈に家全体を作り上げている、一本一本の材の重要性がわかります。 釘はほとんど使わず木組みで作られた家は、木の継手や仕口を理解することでわりとスムーズに解体できます。 そして、当時建てた大工の経験による知恵や工夫によって、バランスよくシンプルに 組み上げられていることが実感出来る時でもあります。
古い家を解体していていつも思うけど、出来ることなら昔の家を建てる様子、山から木を伐りだし人力で製材する作業の一部始終を見てみたい。 今ではそんな昔の話を聞く機会も少なくなった。 機械を使うことが当たり前の現在ではなかなか真似ができないことです。


クレーン解体の始まる朝
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今日でこの姿もなくなる。 また再生されることを祈ります
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二重三重となった梁が十字に組まれてる
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束の重ほぞ。材同士がしっかりと組まれる
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間口4間の梁。構造材は主に蝦夷松となら、かつら。
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天候の不安定なさむい一日。おそらく最高マイナス1度くらいだった。
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柱と差し鴨居を残していき、最後に土台だけになります。
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翌日の朝  土台と束石が片付いた跡地。 ここにはまた新しい家が建ちます。DSC_2560 (640x428)










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プロフィール

ヨシキ

Author:ヨシキ
1968年 北海道札幌市生まれ
江別市在住
建築大工

仕事とその周りで出会うことの記録。
暮らしの中で出会う光景などを写真で紹介します。

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